今日のメイクも厚塗りに。目の下のぷっくら、ほうれい線をごまかすのに必死で、眉毛書くの忘れてしまいました。
そんなこんなで、魔女を目指すことになった私が最近、Amazon Kindle Unlimitedで読み漁っているのは魔女関連の書籍。
前回、「”黒魔術”。かけてみちゃおうかしら?」なんて書きましたが、これらの本を読んでいくうちに、やはり私には”白魔術”しかできないんだなぁと思いました。
魔女の歴史的背景などを改めて、書籍によって学んだのですが、魔女とは太古の昔の自然信仰とつながる呪術者=シャーマンであったんですね。薬草をつかった治療や、呪術によって天候を操り、豊穣を願って祈りを捧げ、一般の民衆から頼りにされていた存在でした。
中世にはキリスト教徒から異端として扱われ、魔女に関するデマが拡散したことで、集団ヒステリーが起きたことで「魔女狩り」として弾圧、迫害を受けています。
魔女を異端な存在として魔女狩りの根拠となっていた「アンチ・ウィッチクラフト法=虚偽霊媒行為取締法(1735年制定)」という法律まで存在していましたが、1951年にイギリスで廃止されたことで1954年にはジェラルド・ガードナーによって「今日の魔女術」が発表されています。この新時代の魔女の実践を説く新異教主義は「ウィッカ」と呼ばれ、古代の多神教崇拝、女神崇拝、文化人類学者の言説や西洋の儀式魔術などを組み合わせたものとなっています。
さらに、これに影響を受けた魔女(Witch)たちによって、新異教主義が、カウンターカルチャーとして次々と生まれており、それぞれに形は異なりながらも、魔術(呪術)、まじない、占い、ハーブ(薬草)などの生薬の技術など、魔女と関連付けられる知識・技術・信仰の集合体として「ウィッチ・クラフト(Witchcraft)」が実践されているそうです。
2017年にはCHANEL N°5のイメージ動画「JellyWolf」を公開。ロサンゼルスのダウンタウンの魔女のお店が舞台となっています。
一方、Diorは女神進行に着想を得たタロットのコレクションがリリースされており、コロナ禍の2021年、デジタルでの開幕も平行して行われたパリのオートクチュールウィーク初日の1月25日、2021年春夏オートクチュールコレクションを映像作品「タロットの城」として公開しています。
占い師のタロットカードを引いた一人の女性が、導かれるように城の中を冒険し、ジェンダーを超越した自身のアイデンティティを見つけるというストーリー。映像の終盤はタロットカードを実写化したかのような演出で、神秘的な世界を映し出しています。
Instagramで「#witch」で検索すると、1,766万件ものヒットがあります。日本語で「#魔女」で検索した場合には21.7万件。
ハリーポッターを読みながら育ち、SNS世代であるミレニアルズと呼ばれる世代を中心に、宗教よりもスピリチュアルなものを信じ、伝統や保守的な考えに対抗する一つの表現方法として採り入れ、「ミレニアル・ウィッチ」として”魔女”がカルチャーや思想として大きなムーブメントになっているんですね。
私はミレニアルズの親世代になってしまいますが。。。
現代の魔女が日常行うこととして占い、料理、お香、石、ハーブ、瞑想、呼吸法などがありますが、私にとってどれも興味深いもの。
「占い」は今まで本格的に行ったことがないので、これを機にタロットに本格的に取り組んでみたいと思い、アマゾンでカードを発注してしまいました。
解説書については、Amazon Kindle Unlimitedで読むことができる、2冊から読んでみようと思います。
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